あひるの空 THE DAY(51巻)感想を読んでみて

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今回は漫画、あひるの空の51巻にあたる
「あひるの空 THE DAY(1)」の感想を書いていこうと思います。

この51巻は 2019年6月17日 に発売された最新刊。
約7か月ぶりの新刊になります。51巻といった表記ではなくあえて
「あひるの空 THE DAY(1)」というタイトルにしているわけです。

既刊を読んでいる方々は分かると思いますが、
この漫画はすでに結末が描かれ、今回始まる横浜大栄高校との試合が
最後の試合になります。

最大のライバルである大栄戦が始まり、終わりに向かって
どのような試合になるのか。
空たちと鷹山たちがどんな戦いをするのか。

ついに始まる熱い熱い一試合

大栄戦といえば
空VS鷹山 トビVS豹 千秋VS白石 百春VS八熊
それぞれがお互いを意識して、かつて戦ったいわゆるラスボスです。

正直結末が描かれてから、この大栄戦が始まるまでの試合は
前座にしか感じられなかった人は多いのではないでしょうか。

もちろんほかの試合もめちゃくちゃ面白かったですが。

ついに最後の1日が始まってしまったなぁ
終わりが間違いなく迫ってきている、
なんて気持ちにもなってしまいます。

過去を彷彿とさせる描写達

試合が始まり、いきなり力の差を見せられる形となって進んでいく
THE DAYですが、シーン節々に過去の大栄戦で見たようなプレーが出てきます。

その中でも、モキチのロングフックシュートであったり
トビのカットインからのシュートのブロックだったり

両チーム成長していることを感じさせるシーンがあるのもまた
胸が熱くなります。

今回は大栄チームの紹介のような役割
どれほど強いのかを分からせる役割
そして過去に惨敗した王者に対して九頭校がどれだけ
精神的にも強くなったのかを分からせる役割

こんなことを読んでいて感じました。

「こんなもんか」に込められた意味

第1Qの終わりが近づき、八熊は百春に鷹山は空に対して
「こんなもんか」
そう思うシーンがあります。

これはそのままの意味で、どれだけ練習してきて
距離を縮めてきたのか。大栄側も九頭校のことをライバルだと
期待していたからこそ、ふがいない展開の相手に対して出た感情でしょう。

では最後のシーン

空の鷹山に対す
「思ったほどじゃなくてよかった」

このセリフはどんな意味があるのでしょうか。

はるか上の存在である横浜大栄に勝つために
もちろん九頭校の選手は死ぬほどの努力をしてきました。

しかし空は努力しているのは自分たちだけではなく
大栄選手だって死ぬほどの努力をしてきていることを認識していて
尚且つ遥か彼方言いくほどの実力が開いている可能性があることも
知っていたのではないかと思います。

しかしいざ試合が始まってみれば3Pも早いゲームメイクも
以前に戦った時と同じスタイルで鷹山は試合にのぞんでいます。

一方で空は鷹山から
「進化している・・・いやこれは退化じゃないのか?」
といわれるほどに

今まであったものを捨て、新しい武器を手に入れてきました。

その結果、

「思ったほどじゃなくてよかった」

このセリフが出てきたのではないでしょうか。

終わってほしくない、過程の楽しさ

漫画は最後には主人公が勝つんだろうなぁ
なんて思いながらも結果がどうなるのかが気になって読み進めてしまう
そんな節があります。

でもあひるの空は結果が分かっているからこそ
どんな試合展開になるのか、どんな成長がみられるのかに
重点を置いて読むことができるのです。

試合が終わってしまうことも
漫画が終わってしまうことも悲しいですが

この先の展開を考えるとわくわくしてたまりません。

早く新刊が出ること願いながら待つとしましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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